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[CoveredCalc] バグ修正版 1.3.1 リリース

バージョン 1.3.0 で見つかった不具合を修正したバージョン 1.3.1 をリリースしました。
おそらく、1.0.0 から存在したのではないかと思うバグです…。
演算結果が負になる場合で、小数点以下の桁数が多くて表示領域に収まりきらないときに先頭のマイナス符号が表示されないというものです。
結果の正負が異なるわけなので、これは一大事です。
実際に被害にあった人がいるのか(っていうか、そもそも計算に使われているのか?)どうかわかりませんが、とりあえず申し訳ありません。

小数点以下の桁を何桁残してカットするかを計算する際に、マイナス符号分が考慮されていませんでした。
いや、そうじゃなくて、わざわざマイナス符号を判定して考慮から外していました。なぜだ!?
これは電卓のエンジン部分になるんですが、このあたりはおそらく 2003 年の春頃に最初に作り始めた部分です。その後でカバー(スキン)部分などを作り始めてバージョン 1.0として初回リリースを行ったのが 2004年の夏。
その初回リリースのちょっと手前で、カバーのフォント画像に「-」記号が入っていないことに気づいてあわてたりとかした記憶がぼやっとあります。そのときも、なんでだ!?とか思ったわけですが、もしかしたら初期の頃の構想では、マイナス符号は別の部分に表示する予定だったのかも。表示領域の最左端(ここには数字は入らない)に表示される電卓とかあるじゃないですか。そういう感じで。だからわざわざマイナス符号は表示桁数から除いていたのかもしれません。
とはいえ、そんな構想はドキュメントとして残っているわけでもないので、今となってはわからないのですが。

なお、既にメインの開発は 1.4.0 に向けて機能をいろいろ追加しています。
今回の修正は、1.3.0 のソースに対して行った修正で、メインの開発ラインとは別のところでやりました。
その関係もあって、ソースの公開作業(というか zip に固めるやつ)が面倒なので、1.3.1 相当のソース公開はしていません。公開パッケージング用のスクリプトがそのまま使えないんです。
欲しいという声があれば、パッケージングを手動で行うつもりです。欲しい人はメールしてください。
by hironytic | 2005-11-24 16:16 | 開発状況
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