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[CoveredCalc for Windows] VC++ 2008 とフォントと言語ファイル

キーカスタマイズの UI を作るのが面倒になって現実逃避中です。
現実逃避のひとつとして CoveredCalc for Windows のコンパイラを Visual C++ 2008 Express Edition にしてみることを検討してみたり。まあ検討しているだけでしばらく現在の Visual Studio 2005 Standard Edition から変わることはないですが。

それはそうと、ダイアログのフォント、現在は日本語なら "MS UI Gothic" 9pt を、英語なら "MS Shell Dlg" 8pt を使っています。XP まではこれでまあよかったんですが、Vista は本当にこれでいいんかいなとちょっと考えたりしてます。日本語版なら "メイリオ" がやっぱりきれいなんじゃないのかなあとか。英語版でも、"MS Shell Dlg" だと "Microsoft Sans Serif" になるみたいですが、Vista では "SeGoe UI" が標準っぽい。

これまでは、どうも "MS Shell Dlg" を使うことで多言語対応できますよ、といったスタンスをマイクロソフトはとっていたように思うんですが、ここを見る限り、Vista では、英語向けなら "SeGoe UI"、日本語向けなら "メイリオ" というように明示的に対応させろと書いてあるように見えます。スタンスが変わったんかいな。(まあ、そもそも "MS Shell Dlg" でも Non-Latin な Windows 9x が対応してなかったので、CoveredCalc では日本語向けリソースでは "MS UI Gothic" を指定したわけで、以前からあんまりすっきりしてなかったのですが)

CoveredCalc の現在の言語ファイルと対応 OS だけで考えると、
Windows 9x 系:日本語="MS UI Gothic"、英語="MS Shell Dlg"(="MS Sans Serif")
Windows 2000/XP:日本語="MS UI Gothic"、英語="MS Shell Dlg 2"(="Tahoma")
Windows Vista:日本語="メイリオ"、英語="SeGoe UI"
あたりが一番きれいなのかもしれません。Windows 2000/XP 日本語は "MS Shell Dlg 2" でもいいかもしれませんが。
でも、利用 OS でフォントを変えるならリソースファイルだけでは対応しづらいんですよね。そうなってくると、言語ファイルをリソースファイルとして保持する必要はなくなってきて、BeOS 版と同じように XML ファイルにしてもいいんじゃないかとか思ってきてます。

どちらにしても、当面はキーカスタマイズの作業が待っているのですが。
ってことで現実逃避でした。
by hironytic | 2008-03-23 16:51 | 開発状況
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